グァジャベーラとは?キューバシャツとは?
GUAYABERAの日本名は "グァジャベーラ" となっており、現地では "グアヤベラ" と発音します。
日本では "キューバシャツ" と呼ばれる事が多いですが、キューバ以外にもメキシコやドミニカ共和国、プエルトリコなどのカリブ諸国で生産されております。
それぞれの国の文化や歴史的背景の違いにより、シャツの仕様やデザイン・技術・用途などが異なってきます。
起源は諸説あり明らかになっておりませんが、カリブ諸国において農民が収穫の際に着用していたシャツが元となった説が多いです。改良を重ね現在では、政府高官から市役所職員、また冠婚葬祭や各種ビジネスの制服から普段着まで幅広く着用されております。
カリブの高温多湿な気候に適応出来るよう、濡れても乾きやすい様な生地が多く採用されています。
本来、生地にはリネンが使用されていましたが、現在では綿(コットン)やポリエステル素材の物も多くなっています。
白いボディで前身左右に施されたプリーツと、その上から備え付けられた4つのポケット、背中のプリーツ、要所に散りばめられた飾りボタン。
本来GUAYABERAと言えば、これらの要素を持つシャツを指します。
現在では様々なスタイルのシャツがある為、GUAYABERAという言葉はこれらのシャツの総称として使われたりもします。
その場合、このスタイルのシャツはCUBANA(クバーナ)という名で呼ばれます。
次に、代表的なスタイルを少し紹介していきます。
【GUAYAMISA ( グアヤミサ ) 】
刺繍、プリーツ、アイレット、シガーポケットなどにて構成されたシャツです。
基本的に大きなポケットはありません。
【 PRESIDENTIAL ( プレジデンシャル ) 】
前後に多数のプリーツがメインで施されたシャツです。
飾りボタンやポケットがついていたりしますが、基本的に刺繍はありません。
【 PHILIPINA ( フィリピーナ ) 】
ノーカラー ( 襟なし ) を基本とし、前後に施されたプリーツと胸元に小さなポケットを備え持ったシャツです。
こちらは刺繍の両脇にREJILLADA ( レヒラーダ ) と呼ばれるアイレット ( 飾り穴 ) が施され、プリーツと飾りボタンで装飾されています。
前身下部にある大きなポケットも特徴の一つです。
現在では
・刺繍
・プリーツ
・アイレット
・シガーポケット
・飾りボタン
これらの装飾を組み合わせ、カジュアルからフォーマルまで対応した様々なGUAYABERAが作られています。
このバラの刺繍が入ったシャツの様に、GUAYAMISA とPRESIDENTIAL の要素を持ったシャツは”GUAYAMISA PRESIDENTIAL“となります。
ちなみに、普通のシャツはCAMISA(カミサ)と言います。
使用した写真のシャツは全てメキシコ合衆国ユカタン州にて作られたものです。
また、この記事はメキシコのGUAYABERA について解説したものになります。
国によって詳細は異なりますのでご了承ください。